人の良いところを意図的に伸ばす
実は、私昔から人の良いとこをを伸ばすのが得意なんです。
コーチングを知る前から得意です。
中学時代にサッカー部で副キャプテン(実質キャプテン)をしていたのですが、その時の経験を出してみますと、まずは上下関係をぶっ壊すことです。
ゴール達成のために上下関係、先輩後輩は不要です。
当時の部活動、今もそうなのかもしれないですが、先輩には敬語を使えとか、ボール拾いは1年の仕事だとか、そういうのはぶっ壊します。
ゴール達成に関係ないからです。
そして、私は基本的に人の得意なプレーにフォーカスし、それを最大限に生かすことだけ、もっと良いプレーができるようにすることだけを考えていました。それが勝利につながるからです。
ですので、普段の練習から良いプレーを見つけては褒める!
だって、本当にいいプレーだったからね!
そうすると不思議なもので、実際にその得意なプレーがどんどん上手になっていくんですね。
これはコーチング理論的にはエフィカシーが上がるというのですが、エフィカシーが高い状態でプレーするのとそうではない状態プレーするのは結果が異なります。
簡単いうと、「心の持ちようで」プレーの質が変わります。
例を挙げますと、
北京オリンピックのフィギュアスケートのカミラ・ワリエワ(15)選手がドーピング疑惑で騒がれ、明らかにいつもと違うネガティブなメンタル状態になり、通常ではなり得ない低いパフォーマンスを出してしまいました。
カミラ選手の近くにはおそらくプロのコーチがついていなかったのでしょう。それに対してプロのコーチングをできるコーチが1体1でパーソナルコーチングセッションをする機会があれば大きく変わっていたでしょう。

オリンピックでメダルを取りに行くレベルの選手であれば技術は世界最高峰です。その中で大きく関わってくるのはメンタルです。
私たちの流派ではマインドと言います。
マインドをゴール達成できるように、「上手に」コントロールしていくのも、ゴール達成していくのに1つの重要な要素です。
また、スポーツを指導しているコーチの方こそ、本物のコーチング理論を学び、プロのコーチからセッションを受けるのがいいと思います。